【曲解説】「migration (ver1.8)」/CD-R「ecotone」

ecotone

ブログを新しく開設したので
TINÖRKSの4枚目のCD-R
「ecotone」(エコトーン)に収録の
「migration (ver1.8)」の曲解説を
加筆、修正をし再投稿します。

ネイティブアメリカンが使う
インディアンフルートと
エレクトロニカを融合した
音楽的におもしろい作品です。

 

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『ecotone』

1. fullerene
2. north (norrsken mix)
3. migration (ver1.8)
4. komorebi
5. kaze eno torso
6. homing

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

3. migration (ver1.8)
ミグラフーン

インディアンフルートが
メロディーを担当する
ゆったりと展開する曲です。

インディアンフルートは
北米のコロンビア台地、
平原、森林地帯に住む
部族の間で使われていた
レッドシダー
(アカスギの一種)
で出来た縦笛を指すそうです。別名「愛のフルート
(ラブ・フルート)」
とも呼ばれ、
男性が女性に愛を伝える際の
道具として使われていました。

穴の数は5つで音は下から

ソ シ♭ ド レ ファ ソ

Gmのキーに近いです。

CD-R『OTO NO MA』にも
収録されていますが、
今回は松村さんの
空間系ギターを追加し、
各楽器のバランスを
いちからやり直し、
イントロ部を短く、
mixを変えました。
各楽器パートは
変更していないので
マイナーチェンジという理由から
(ver1.8)にしました。

冒頭でスウェーデン語の
ヴォイスを入れています。

内容は、

när plats luft
(nar plats luft)
その時 その場所 その空気

där vi ska vara
(dar vi ska vara)
僕らがいるべき場所

som vi ska vara
僕らがあるべき姿

※文字化け時は( )内表記


抽象的な内容ですが、
渡り鳥の生態を
モチーフにしました。

渡り鳥は食料や気候変動に対して
最も適した居住環境を求め
危険をかえりみず
遠くへ移動します。

そうした方法が
様々な外的変化に対応、順応する
もっとも良好な手段であると
彼らは判断しています。

このことを考えると、
人にとって今いる場所が
最も適した場所、
位置であるのかという問いが
生まれてきました。

移住環境を変えるという引っ越しや
仕事を変える転職のことを
述べているのではなく、
もっと本質的な理由を
考えるようになりました。


渡り鳥の生態からは
飛躍した考え方になりますが、
ある人の現在のとりまく
諸々の状況がはたして、
その人が本来望む
状況や環境で
あるのかということ。

社会的な多くの制約、
圧倒的多数の
価値観の流布によって
本来その人が発揮するべき
良心的な本能を押し殺しながら、
また押し殺されながら
過ぎる日常があるとするのなら
もったいないことだと
個人的に思います。

その人が本来持つ才能や
個性を本能的に発揮できる位置へ
(環境ではなく)少しでも近づけることが、
人生を送る上で重要ではないでしょうか。


tinörks(tinorks)をする前に
活動していたユニットは
結果が総じて散々なものでした。

しかし活動スタイルや
その方針を本来自分が望むものへ
変えてから少しずつ状況が変わり、
今では出会える人も
明らかに変わりました。

ひとつの経験談かもしれませんが、
本来いるべき位置にいなければ、
いかに努力しようとも
反応そのものを得ることは
できないと思います。

環境は変えれます。
しかし自分がいる
位置を変えるには
変わるという意識が
必要だと思います。


どういう行動で
社会と結びつくのか、
どういった人と
出会いたいのか、
何で繋がりたいのかなどを
考えていく内に
その人の本来いるべき位置が
明確になるように思います。

そして移動する鳥のように
どの場所へ渡ればいいのかが
なんとなく見えてくる気がします。


tinörksの曲は
クラッシュ・シンバルが出てきません。

(クラッシュ・シンバルというのは
曲の展開部などで鳴る
「ジャーン」というドラムの破裂音)

かつバスドラム
(ドラムセットの中で
最低音のドンという音)の
音数も少ないのも特徴です。

この曲も冒頭少し経ってから鳴る
低音はベース音で、バスドラムは
メインのモチーフが
登場する後半部から加わります。

意図的にバスドラムの音を減らし、
クラッシュシンバルの音を
使わないようにしています。

シンバルの音が個人的に
あまり好きではないという理由と
音の映像を切りたくないという
意図があるからです。

たとえば渡り鳥が
大地や大海原を飛んでいく様子を
思い浮かべ、曲の展開部で
もしクラッシュシンバルが鳴ると
それ以降の映像(音楽)の意味が
かわってしまうからです。
映像(音楽)が区切られてしまいます。

曲の始めから終わりまで
ワンカットで丁寧に映し出していく様子が
音楽的に気にいっているので、
クラッシュシンバルを使わないと決めました。

渡り鳥になった気分で
インディアンフルートの
倍音をふくんだ音色に導かれながら
空間にぽつぽつ浮かぶような
アレンジを楽しんでいただけると
うれしいです。


CD-R『ecotone』(エコトーン)は
TINÖRKS公式ショップにてご購入いただけます。
もしよろしければ聴いてください。

『ecotone』
format:CD-R
(阿波和紙ジャケット+歌詞カード付)
6曲収録
¥1500(tax in)

BASETINÖRKS公式ショップ
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DLやストリーミングは以下でお聞きいただけます

iTunes music
https://itunes.apple.com/jp/album/ecotone/564962541?app=itunes

Apple Music
https://itunes.apple.com/jp/album/ecotone/564962541

Bandcamp
https://namimum.bandcamp.com/album/ecotone

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