【ライブレポート】10/7(日)タビノエ -きこえる音、うかぶ風景-

ライブレポート

ライブレポート「タビノエ -きこえる音、うかぶ風景-」

未来へ旅した音の余韻 ⅰ

10月に予定していた
3つのライブが
無事に終わりました。

東京が2本、大阪が1本、
それぞれイベントの
コンセプトが異なり、
お客さんの層も違いましたが、
TINÖRKSとして音の世界観を
お届けできたと思っています。

お聞きいただいたみなさま、
主催者様、関係者のみなさま、
ありがとうございました。

そして
TINÖRKSのメンバーの
雫、霜野さん、久々津さん
いい演奏ありがとう。

最高のメンバーとともに
音楽ができて幸せでした。

(今回のライブを乗り切れたのは
素晴らしいメンバーのおかげ。
彼らの人柄に幾度も助けられました。
もちろん表現センスは
特別なものを持っています)

振り返りで
ライブレポートを書きます。
経緯や当日思ったこと、
感じたことできるだけ素直に。

会場はゲストハウスNui.

まず10月7日(日)
タビノエ -きこえる音、うかぶ風景-

イベント内容はこちら

会場は東京蔵前にある
Backpackers’ Japanが運営する

ゲストハウスNui.

「あらゆる境界線を越えて、人々が集える場所を。」


をコンセプトに掲げ
世界中のバックパッカーが
宿泊する場所として
知られています。

会場内のインテリアは
北欧にあるカフェのようでした。

すぐ近くに隅田川があり
スカイツリーも見えます。

出演することになったきっかけ

2017年12月2日

blog
orange plus music

を運営する石松豊さんから
イベントの企画書が
送られて来ました。

石松さんは以前に彼のblogで
TINÖRKSの記事
書いていただいていたので、
直接面識はなかったのですが、
好意的にしていただいているなあ
という印象を持っていました。

企画書は会場候補や収支など
具体的に記載されており、
内容が面白そうでしたので、
ぜひ出演させて
いただきたいと返信。

そこからメールで方向性について
色々と意見交換をしました。
2018年2月下旬には
実際にNui.を訪れて
会場の雰囲気を
見せていただきました。

そこからイメージを広げ
セットリストを決めました。

チケットはsold out

新曲「星のピアノ」を
演奏するにあたって
当初会場に常設の
セミグランドピアノを
使用させていただく予定でしたが、
映像投影場所や客席配置の都合で
使用が難しくなったため、
ピアノ音源を
搭載したキーボードを
追加で一台持っていくことを
決めました。

結果、大阪から東京まで
車で行こうということになりました。
新幹線での移動に比べて
時間はかかりますが、
機材がかなり積めるので、
結果的には良かったです。
ただし10時間(休憩込み)
かかりましたが。

ライブ告知してから
予約が全然でしたが、
本番が近づくにつれ
たくさんのメディアにも
取り上げていただき、
結果80人以上の
来場者数があったとのことです。
(チケットはsold out!)

(開場前からお客さんの長蛇の列が!
ありがとうございます)

[que.]さん、minamo & moskitooさんの圧倒的な美しさ

第一線で活躍される
[.que]さん、
minamo & moskitooさんの
見応えのある
パフォーマンスは
言うまでもなく素晴らしく、
また水色デザインさんの作り出す
光の風景との融合は
まさにタビノエならではの
圧倒的な表現のクオリティを
生み出していました。

([.que]さん)

 

(minamo & moskitooさん)

TINÖRKSも
Nui.の雰囲気と演出との
相乗効果を狙って
MCの時間をいつもより
短く曲数を多くして臨みました。

予定外の即興セッション

そしてイベント最後に
予定にはなかった
出演者による即興セッション
無理言って
させていただきました。

minamo & moskitooさんが演奏中、
主催の石松さん、
PAの大場さんとあらちゃんに
その旨お伝えし
こころよく了承いただきました。

本番1週間前にTwitterにて
そういうニュアンスのことを
ツイートしましたが、
直前まで何の打ち合わせもなく
機材セッティング中に
KeyをGでお願いしますと
なかなかの無茶振りというか
単なるわがままだったかもしれません。

けれど、
ライブというのは一期一会であり、
今回の共演者が
もう一度集まることもないだろうし、
お客さんも、スタッフの方も含めて
この時を一緒に共有できるのは
この瞬間(どの時もそうですが)
だけなので、
それを大切にしたいという
熱い気持ちがありました。

(出演者による即興セッションの様子)

音楽的な衝動に

そして

音楽的な衝動
音楽というのは
もっと原始的なもので、衝動的なものであり、
不協和音も含めて音楽であり、
不確実なものであるということを
示したかった思いがあります。

とても偉そうなことを
書いてますが、
無名ないちミュージシャンが
たわ言を言ってる程度で
聞き流してください。

(実の所、アンコールで
「Sinfonia」を
予定していたのですが、
ライブをやって
普通にアンコールをやって
というありきたりな
予定調和にとても
違和感があったのも
大きな動機のひとつでした。
Sinfoniaはまた別の
ライブで演奏できるので)

(忘れることのできない
素晴らしい時間を
共有させてもらえた
全員に心から感謝)

タビノエの真意とは

即興セッションが
うまくいったかどうかは
観点をどこに置くかで
判断が難しいですが、
みなさんが
もし旅をするのなら
その時に見える風景は
それぞれに違うものであるし、
それはポストカードや
写真のように美しいものだけではなく、
決して見たかった風景
だけではないかもしれません。

もし海外なら文化の違いから
強く日本を意識せざるを
えない風景に出会い
場合によっては心に何らかの
痛みを感じるかもしれませんし、
逆に心を完全に
魅了されるかもしれない。

即興セッションの中で取り決めもなく
いくつもの音が同時に鳴らされた時の
共鳴のような不協和音であったり、
時々奇跡の響きにもなったり、
「タビノエ」の真意は
実はそういう所に
あったのかなと思っています。

(Nui.のバーテンダーさんが
タビノエのために作ってくれた
スペシャル・ドリンク
「エルダーフラワー」と
「Northern Breeze」
どちらもアルコール、
ノンアルコールの
2 version。
もちろん飲みましたよ!
口の中にオーロラが
広がりました)

タビノエを記憶の余韻として
消化することよりも、
音楽の余韻として自分の中で
整理することは
もう少し時間がかかりそうですが、

「境界線を越える」
というコンセプトを掲げる
Nui.で演奏させていただけたこと、
とても光栄でしたし
自分にとって大変意義のある
時間を過ごすことができました。

主催者の石松さん、
[.que]さん、
minamo & moskitooさん、
水色デザインさん、
maki hayashidaさん、
PAの大場さん、あらちゃん、
Nui.のこまつざきさん、
スタッフのみなさま、
関係者のみなさま、
本当にありがとうございました。
心から感謝しています。

イベント後に

イベント後、
TINÖRKSを応援してくださる方々から
たくさん暖かい言葉をいただけて
ほっとしましたが
それ以外の方の心には
全く響かなかったのかなと
深く落ち込んでいた所、

後日、SNSで
「良かったです」と
感想をいただけたのが
とてもうれしく
救われた気持ちになりました。

すべてのクリエーターが
そうであるように、
TINÖRKSにとっても
たった35分の演奏時間には
密度の濃い想いが込められているし、
そこにたどり着くまでに
お金も時間も
エネルギーもかけています。

だからもし少しでも
その時間楽しむことができたら、
どんな表現でもいいので
「良かった」と言ってもらえると
僕らは救われます。

そして次の「良い作品」を
生み出すことができます。
(また偉そうなことを言ってますが)

(水色デザインさんによる映像演出
器を光に反射させて映像にレイヤーさせたり
花のシルエットを重ねたりする表現は
まるでインスタレーションのようでした)

タビノエのset list

1. Quark
2. Fullerene
MC
3. Rigel
4. 星のピアノ
5. カリンバの森
MC
6. Corot
7. Komorebi

宇宙の始まりをイメージした
Quarkをライブの
イントロ的な位置付けで、
Fullereneは楽器が
核となるたくさん登場するので
TINÖRKSの自己紹介的に2曲目に

Rigel、新曲の星のピアノ、
カリンバの森の流れは、
宇宙から夜空へ
視線を戻すと森に入って行き、
MCを挟んでCorotで
輪郭が淡くなる風景を。

Komorebiで再び光になって
夜空へと帰って行く
イメージを意図しました。

(「カリンバの森」から
ツイン・カリンバ演奏の様子)

[bandcamp width=350 height=555 album=840773282 size=large bgcol=ffffff linkcol=63b2cc]

(タビノエに合わせてリリースした
新譜EP「星のピアノ」
ダウンロードカード

3曲収録 穏やかな星の物語
試聴はコチラ)

人生はじめてドミトリーに宿泊

それからライブとは
関係ないですが、
会場がゲストハウス
ということで、
せっかくなので
8人部屋のドミトリーに
宿泊しました。

初めての経験でしたが
ベッドをはじめ、
共有設備とも大変清潔で
何の不自由もなく
快適に過ごせました。

ただし、同室の他宿泊者は
全員外国の方でしたが、
話そうと思っても
なかなか目を合わせてもらえず、
かつ、全員就寝時間が早かったので、
イメージしていた
ドミトリーの雰囲気と
まったく違っていました。

見知らぬ宿泊者同士
「どこから来たの?」や
「どこに旅するの?」とか
「一緒に飲もうよ」とか
ある程度一緒に騒ぐ
イメージでしたが、
全くそういうことはなく
フロア全体でも
部屋は満室にも関わらず
静まりかえっていました。

おそらく、全員マナー
礼儀を忠実に守っている
良識ある旅行者だと思いますし、
それに対して不満はないのですが、
少しだけ寂しい気持ちになりました。
(ドミトリーとは
実はそういうものなのかな。。。)


記事の写真は※がついていないものは
すべてカメラマンの清水舞さんに
撮影していただきました

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