【感想】 MiDiPLUS×Audiostockコラボレーションセミナー「音楽クリエイター2.0」 in 大阪に参加してきました④

セミナー

2018年12月2日(日)
MiDiPLUS×Audiostock
コラボレーションセミナー

「音楽クリエイター2.0」 in 大阪

に参加してきました。

※セミナーの概要や参加した動機は
前回の記事に書きましたので、
そちらをご覧ください。

③トークセッション 90分

・Audiostockについて
・フリートーク
・講師陣を含めた座談会

第3部は

株式会社クレオフーガ代表取締役社長
Audiostock開発運営
西尾周一郎さんから
audiostockについてと
講師の井口イチロウさん、
戸田清章さんを交えての
座談会がありました。

まずaudiostockの話ですが、

ここ一年で最も検索されている
キーワードは「和風」

2020年東京オリンピック開催にむけ
企業が外国人へアプローチするため
たくさん広告を打っていることが
要因とのことでした。

ちなみに音楽系ストックサイト
世界でのシェア一位の
audio jungleで販売されている
「和風」の楽曲は
中国ぽいものしかないとのことで
その辺の需要もうまく
取り込めているとのこと。

検索上位のキーワード

他、検索上位のキーワードとして
「さわやか」「感動」
「ピアノ」「バイオリン」「明るい」
などが人気で、それらの単語の組み合わせで
検索されているとのことです。

暗い曲は
企業イメージに合わないけれど、
ホラーのジャンルだと
売れる可能性があるので、
ニッチを目指すのも
戦略のひとつとのこと。

動画広告市場は今後
さらに伸びていく傾向にあり
(↓こちらが参考になります)
https://jp.techcrunch.com/2018/11/30/video-ad-domestic-market-scale/

最も使われている広告媒体

youtube 70%
facebook 50%
LINE 37%
twitter 32%
instagram 17%
(上位 %はシェア率)

audiostockで最も売れてる曲 (※2018年12月現在)

現在、audiostockで
最も売れてる曲
紹介がありました。

MoppySoundさんの
No.54678 映像系にぴったりな感動壮大オーケストラ風

(ヘッドフォンで聞くとさらに
細部のクオリティの高さが分かります)

同じ曲がそれぞれ異なるCMで
使用されているのも
興味深かったです。

「第30回記念 筑後川フェスティバル in 大川 プロモーション映像」

第30回記念 筑後川フェスティバル in 大川 プロモーション映像

「おいしいお米のくりやの工場見学の様子」

おいしいお米のくりやの工場見学の様子

クライアントが求めている曲とは

どういうジャンルのBGMが
人気があるかはその年によって
流行が違うので
TV CMを参考にするといい。

BGMを制作する際は

「使う側がどういう音楽を求めているか」

を考えること

例えば、

「メロディーがない」
「自己主張が強くない」
「ダイナミクスが一定」
(急に盛り上がったり、
盛り下がったりしない)

クライアント
(特に中小企業、ベンチャーから
ニーズがあるそうです)から
問い合わせの具体的な事例として

「○○のTV CMと同じような曲で
安い曲はないですか?」

という話がくるというのも
作る側にとって
分かりやすい説明でした。

映像の展開を意識して曲の構成を考える

また
「第1回松本マラソン告知プロモーションムービー」

第1回松本マラソン告知プロモーションムービー

のように

「映像の展開を意識して曲の構成を考える」

使用される確率が高くなるとのことです。

事前にどの映像で音楽が使われるかは
知ることはできませんが、
結果的に「映像」を見てから
音楽を書き下ろしたように
視聴者に思われるくらいになればいい
という話も制作する際の
ヒントになりました。

歌物とインストどちらの方が売れているか

質疑のコーナーで
「歌物とインストどちらの方が
売れていますか?」との問いには

「インストが圧倒的に多い」

とのこと。

理由として

歌物は使いづらい
詩の内容がその会社の
コンプライアンスに反していないか
会社理念に合っているか
逐一チェックする必要があるとのこと

それに付随して
日本人は
「印象的なメロディー」が好きで
日本人が好むコード進行、転調を
分析するといいのではないかという
話もされていました。

フリートークで印象に残っているもの

audiostockについての
話の後は講師陣を交えて
フリートークや
質問コーナーがありました。

印象に残っているものを書きます。

1.プロになるためには

井口イチロウさんから

環境を変えること
→がんばらないといけない環境だと
人は必ず変わる

完璧なものでなく
クオリティが高い曲で
なくてもいいので
1年で100曲作る。
まずは曲として
完成させるクセをつけること

戸田清章さんから

音楽を仕事にしたかったら
少しでも音楽に関わる仕事をする。
例えばアルバイトをするなら
ライブハウスの受付などをすれば
急にチャンスが来るかもしれないから
もしコンビニだと音楽的なチャンスは
いつまでたってもゼロのままだから

2. リファレンス曲

ミキシング作業の際、
リファレンスの曲は
曲のテンション感を
同じにするために使う。

例えば
バラードのミックス作業の時に
Kornの曲(メタル)を聞いて、
ぐっとテンションが上がった状態と
同じ状態になるように
バラードの曲のミックスをする。

ミックス後、バラードの曲を聞いて
Kornを聞いた時に感じる
テンション感と同じであれば、
そのミックスは完成と判断できる。

自分の好きな曲を
リファレンス曲にして
テンション感が同じであるかを
ミックス完成の判断基準にする
という話もとても参考になりました。

フリートークまとめ

ここ一年で最も検索されているキーワードは「和風」
→2020年東京オリンピックがあるため

どのジャンルのBGMが人気かはTV CMを参考にする
→好まれるBGMの傾向が分かる

インスト曲の方が圧倒的に売れる
→歌物は詩があるため企業にとって使いづらい

映像の展開を意識して曲の構成を考える
→「映像」を見てから音楽を書き下ろしたように
視聴者に思われるように

プロになるためには
→完璧なものでなくてもいいので1年で100曲作る
曲として完成させるクセをつけること

ミックス完成の判断基準
→リファレンス曲(自分の好きな曲)を聴きながら
テンション感が同じであるかを比較する

感想

音楽制作のセミナーに参加したのは
はじめての経験でしたので、
新鮮でたくさんの情報を得ることができ
有意義な時間を過ごせました。

これまで独学で音楽活動をしてきたので
すでに実践していることもありましたが、
改めて気づいたことや制作Tips、
創作の刺激をもらえたことが
何よりも貴重でした。

講演中、メモを取るのが
追いつかない程、
実践的な内容で
溢れていました。

アレンジやミックスについては
たくさんの書籍があるので
情報だけを手に入れることは
簡単ですが、井口さん、戸田さん
お二方から直接お話を
聴けるというのは
書籍を読むよりも
情報が頭に入ってくるし、
質が圧倒的に高かったです。

西尾さんからの
Audiostockについての話は
ビジネスに直結していて
どういう考えでBGM制作の
方向性を決めたらいいのか
という話が目から鱗でした。

自分の得意なジャンルの
スキルを上げつつ、
戦略を立ててこれからも
楽しみながら音楽のマネタイズに
トライしていこうと思います。

なんでも物怖じせずに
チャレンジすることが大切ですね。

読んでいただきありがとうございました。

タテミズ

個人的希望

休憩中は席をはずしていましたが
セミナーが長時間というのもあり
パイプ椅子にずっと座っていて
お尻がかなり痛くなりました。
クッション的なものがあれば
良かったかなと思います。

あと、セミナー中に参加者で
意見交換、コライト的な
時間があると共感、交流もできて
さらによかったかなと
個人的に思いました。

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