【感想】 MiDiPLUS×Audiostockコラボレーションセミナー「音楽クリエイター2.0」 in 大阪に参加してきました③

セミナー

2018年12月2日(日)
MiDiPLUS×Audiostock
コラボレーションセミナー

「音楽クリエイター2.0」 in 大阪

に参加してきました。

※セミナーの概要や参加した動機は
前回の記事に書きましたので、
そちらをご覧ください。

②MIX LIVE KITCHEN 90分

「ミキシングの考え方と手法」
講師:戸田清章さん

「ミックスに正解はない」

という話からはじまり
目的を明確にして
作業することが重要という話。

舞台を楽曲制作に例えると
ミキシングは演出家に相当する。

つまり、すでに決められた
アレンジ、トラックを
どういう風にして
演出するかということ。

講師の戸田さんが
いつも行う手順を
説明してくれました。

事前の仕込みとして
ミックス作業の前には
無音、ノイズチェック、
ピッチ調整などを
終わらせておいた後、

ミックス完成までの5段階ステップ

①ラフミックスを聞いてドラム+ベース+歌だけで成立するようにする
②楽曲の基本となるコード楽器を1つ決めてドラム、ベース、歌をのせる
③他のパート(ギター、シンセetc)の音を出してバランスをとる
④歌のエフェクト処理の調整
⑤楽曲全体を聞いてバランス、エフェクトの調整

この5段階ステップの通りにすれば
うまくいくということです。

①の作業がもっとも大事で、
ここで音の土台作りを
しっかり行えれば
上物がどれだけあっても
バランス調整は
うまくいくとのことです。

リアルタイムでミックスの作業を
見せていただきましたが、
上物に挿すプラグインは
ほとんど使わない状態でも
結果、ミックスバランスが
とてもよかったです。
(すっきりして聴きやすかったです)

(バランスが大事!)

まずはラフミックスを何回も聞いて
エフェクトを使わずに
フェーダーバランスだけで
ラフミックスと同じものを
作ることがもっとも重要。

ここでもしドラムに
コンプやEQをかけてしまうと
エフェクトがかかった状態が
基準になってしまうので、
その後の調整が
無意味になってしまう。

個人的に衝撃的だったのは、
全体的に思ったより
プラグインを挿さないでも
綺麗にバランスを
まとめられていたこと。

そしてミックス作業後、
マスターに挿したリミッターを
-16dBくらいまでがっつり
Thresholdを下げているのに
まったくバランスが
破綻しなかったことです。

マスタリングで音圧を上げた時に
もしバランスが破綻したのなら
それはミックスのどこかに
問題がある証拠ということで、
とても腑に落ちました。

リミッターの音圧upによって
不要な帯域が大きくなることが
原因ですが、このことは
とても勉強になりました。

AIプラグインを積極的に使用する

ミックスでの音作りやバランス調整は
今ではiZotopeのNeutronなどの
AIプラグインがあるので、
それを使った後、
イメージの違う所だけを
微調整していくのも
ミックスにおける
ひとつのやり方で、
今後そのやり方が
主流になっていくそうです。

なので、いずれ音作りで
勝負できない時代になると。
だから詩とかパフォーマンスなどで
勝負していく必要がある。

日本人は職人気質なので、
AIプラグインを使うよりも
人の手で調整をすることを
好む傾向があるかもしれないけど、
例えばアメリカや中国なんかは
AIプラグインを使う人が
圧倒的に多いそうです。

自分もiZotopeのNeutronを
たまに使うことがあるのですが、
もっと使用頻度を上げていこうと
思いました。

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AIプラグインを使って
ミックスで浮いた時間を
アレンジや曲のアイデアを試すことに
費やした方がスマートだなと
気づかされました。

ちなみにオススメの
EQプラグインは
FabFilter Pro-Q3で、
理由は
不要な帯域を視覚的に
表示してくれるからだそうです。

iZotopeのNeutronにも
似たような機能がありますね。

iZotope Neutronの使い方① トラックアシスタント機能(Sleepfreaks DTMスクール)

ミキシング作業のポイント

5段階ステップで作業する
・土台作りをしっかり行う。まずはフェーダーバランスだけで調整する
・コンプ、EQはかけないマスタリングで音圧を上げた時
・バランスが崩れる場合はミックスに問題あり
AIプラグインを積極的に使う
・いずれ音作りで勝負できない時代になる

③トークセッション 90分へつづきます

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