【感想】 MiDiPLUS×Audiostockコラボレーションセミナー「音楽クリエイター2.0」 in 大阪に参加してきました②

セミナー

2018年12月2日(日)
MiDiPLUS×Audiostockコラボレーションセミナー
「音楽クリエイター2.0」 in 大阪

に参加してきました。

※セミナーの概要や参加した動機は
前回の記事に書きましたので、
そちらをご覧ください。

①MIX LIVE KITCHEN 90分

「アレンジのクオリティを上げる手法」
講師:井口イチロウさん

アレンジと一言で言っても
方向性は色々ありますが、
この日はビジネスよりに
音をブラッシュアップする
というテーマでした。

ちなみに使用された曲は
福岡県の方の曲で
EDM調の男性vocalものでした。

アレンジ作業で最初にすること

・ターゲットは「初めてその曲を聴く人」とする
・作業する前にアレンジの設計図を書いて方向性を決める

とすることによって、
いかに分かりやすく、
伝えることのできる
アレンジにするか
いうことを意識するのが大事。

アレンジにおける
具体的なポイントとしては

1. ドラムの音量を大きく
2. 構成にメリハリをつける
3. ピッチ修正ソフトを使う
4. ハモリをたくさん入れる
5. 意味をもって音を入れる

1. ドラムの音量を大きく

音楽の90%は
ドラムとベースでできているので、
アレンジはドラムから作ること。
リズムに乗れれば楽しくなるから。

プロが作ったクオリティの高い
ドラムサンプルやloopが入った
サンプルパックがあるので、
それを使用すれば曲のクオリティを
簡単に上げることができる。

ちなみに今回、全参加者から
募集した楽曲は26曲中、
23曲はドラムが小さく、
残りはvocalが大きすぎる
とのことでした。

2. 構成にメリハリをつける

イントロをできるだけ短くする。
FX系の効果音(爆発音など)を
サビ直前などに入れて
どこがサビかを分かりやすくする。
(爆発音のFXはかなり効果があるとのこと)

リズムの違うloopを
重ねて複雑にすると
盛り上がりや
展開を作っていける。

アレンジは
「最小」をコントロールする作業
なので、いかに音のない
場所を作るかということが重要。

3. ピッチ修正ソフトを使う

vocalなどのクオリティが上がるので、
コンペに受かりやすくなる。
ソフトとしては
「Melodyne」「Auto-Tune」
おすすめとのことでした。

Melodyne
(Auto-Tuneよりも初心者に扱いやすい)

Celemony Melodyne 4 ASSISTANT
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Auto-Tune
(プロがたいてい使っているピッチ修正ソフト)

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4. ハモリをたくさん入れる

聴く側はその人が聴きたい
メロディーを聴くので
歌のメロディーを
複数思いついたら
ハモリを作って
それらを生かしてあげる。

5. 意味をもって音を入れる

各パートは全部違う役割があるので、
もし楽器を入れすぎて
全体として音が
ごちゃごちゃになってしまった時は
そもそもアレンジの設計図が
間違っている。

あと、
ずっと曲作りをしていると
似たようなコード進行ばかりになるので、
そこから抜け出すためには
既存の曲から100曲コピーして
作曲してみるのも
ひとつの手法という話もありました。

「コード進行による作曲のしばりと締め切りが自分を成長させる」

という名言的な言葉が
印象に残っています。

それからダイアトニックコードの話。

ビートルズの名曲
「Let it be」のコード進行を参考に
それぞれのコードの響きを分かりやすく
実演されたのも勉強になりました。

自分では理解しているつもりでも
改めて各コードの響きの意味に
気づかされました。

リズムの話にも絡みますが、
「Let it be」サビ直前に入る
ピアノの低音部のリズムについても
なるほど!!と思いました。
この低音部のリズムがあるとないとでは
グルーヴがまったく違ってきます。

(0:37〜該当箇所)
https://youtu.be/TSIhJMGp9H8?t=35

(もし日本人がアレンジをすると
サビ直前はブレイクして
vocalだけにするだろうと)

アレンジ作業のポイント まとめ

1. ドラムの音量を大きく
→音楽の90%はドラムとベースでできている

2. 構成にメリハリをつける
→どこがサビかを分かりやすくする。

3. ピッチ修正ソフトを使う
→vocalのクオリティを上げるため
→コンペに受かりやすくなる

4. ハモリをたくさん入れる
→聴く側はその人が聴きたいメロディーを聴く

5. 意味をもって音を入れる
→アレンジの設計図を明確にしてから作業開始

アレンジについての
ポイントを押さえながら、
井口さんによって
ブラッシュアップされた
曲を聴くとbefore、afterで
明確な意図があることが
分かりました。

ちなみにDAWはStudio One
使用されていました。

logic pro xを使って作業していますが、
セミナーの中で実際にメインウィンドウや
作業風景を見ると扱いやすいのが分かりますし、
何より音質がlogicと比べて良かったです。
近々乗り換えを検討しようと思います。

②MIX LIVE KITCHEN 90分へつづきます

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